定年仲間との親睦旅行、春と秋年2回行っています。一昨年の秋には、長野県木曽郡にある木曽馬とそばのふるさとで知られる開田高原へ一泊二日で出掛けました。

名古屋からワイドビュしなのに乗車、木曽福島駅着12時23分。開田高原行のバスが発車する15時50分まで、木曽福島駅周辺の観光スポット「山村代官屋敷と福島関所跡」を訪れました。

まず最初に訪れたのは駅から歩いて約8分、木曽の地を治めた「山村代官屋敷」。門を入ると木やりを歌ったと伝えられるお稲荷様が奉られており、立ち並ぶ桧の小路が屋敷へと繋がっています。

山村代官は、民を助け自らも倹約に努められた代官。飾らない屋敷の造りからも、その人柄が感じられます。代官も時折休息したと思われる縁側からは、木曽駒ケ岳が眺められました。

この後、代官屋敷から歩いて7分ほどの所にある「福島関所跡」を訪れました。中山道の中間に置かれた福島関所は、「箱根関所・浜名湖の新居関所・群馬の碓氷関所」と並ぶ4大関所の1つです。

関所の東は、急な斜面の山が立ち上っています。西は、絶壁になっておりその下は木曽川。迂回することができない、旅人を取り締まるのに最適な場所。関所が置かれたことが理解できました。

木曽福島駅を起点にした観光地には、「木曽馬の里のある開田高原・濁川温泉・木曽駒高原・御岳山・三岳王滝」などがあります。

紹介しました「山村代官屋敷と福島関所跡」はそんな観光地へ出掛けられた時、駅でバスや電車の待ち時間を利用して手軽に訪れられる観光スポットです。